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ふわ髪研究室

産後抜け毛対策

育児ストレスの原因と解消法。上手につきあって抜け毛も防ごう!

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育児ストレスの原因と解消法。上手につきあって抜け毛も防ごう!
女性に抜け毛、薄毛が増えている原因のひとつが「ストレス」だと言われています。

産後の女性は、まさに「ストレス」のかたまり。
何もかもが思い通りに行かないし、睡眠不足だし、ホルモンバランスもガタガタ、食事も満足にとれません。

育児ストレスをうまくやりすごすことは、産後抜け毛のケアにもとても大切です。
上手にストレス解消しながら、髪の毛にも、自分にも、赤ちゃんにも優しい毎日を過ごしましょう。

よくあるストレスと、オススメのストレス解消法をまとめてご紹介します。

ストレスと抜け毛の関係

円形脱毛症は、精神的・肉体的ストレスが原因になる自己免疫疾患ですが、産後に発症する人も多いと言われています。

ストレスがかかっていると、生活が乱れたり、寝付きが悪くなったり、ホルモンバランスが乱れたりします。

これにより免疫力が低下して体調不良になると、髪の毛を作り出す「毛母細胞」に栄養が行き渡らなくなり、抜け毛を誘発してしまうのです。

薄毛に悩んでいる女性の多くが「ストレスが原因になった」と感じているというアンケート結果もあります。

産後ママのストレス別対処法

眠れない

赤ちゃんが生まれると、睡眠不足があたりまえになってしまいます。
毎晩何度も授乳で起こされ、夜泣きで起こされ、深夜にミルクをつくったりオムツをかえたり…。

何日も何ヶ月も慢性的な寝不足が続くことで、ストレスもMAXですよね。

人間、ちゃんと寝ないと、ものすごくネガティブ思考になったり、何もしていないのに突然涙が流れたり。
感情のバランスもおかしくなって、さらにストレスを積み上げてしまいます。

育児による睡眠不足の対策は?

とにかく眠ることだとはわかっていても、なかなかきちんと眠る時間が取れないのがママというもの。

  • 赤ちゃんがウトウトと眠る短時間でも、ママも一緒に眠る …ほんの10分でもいいので、とにかく赤ちゃんが寝たら自分も眠ることを徹底しましょう。ベッドにおろすと起きて泣いてしまう子の場合は、ソファに腰掛けて抱っこしながら、赤ちゃんが転がり落ちないように、クッションなどでサポートしつつ、そのまま目を閉じるだけでもOK。
    ママに抱っこされていれば、暴れて落ちそうになることも少ないですし、赤ちゃんが身動きしたくらいで、ママも目がさめることがほとんどなので、私自身もよく抱っこしたままソファで仮眠をとっていました。
    5分、10分の細切れ時間でも、寝不足のママは一瞬でストンと眠れます。
    案外数分眠るだけでも頭がすっきりしますよ。
  • お休みの前の日は、夜のお世話をパパに任せる …ある程度赤ちゃんの面倒が見られるパパで、赤ちゃんも哺乳瓶でミルクが飲める場合には、夜のお世話を週に一度だけでもパパにチェンジしてもらうと、とても楽です。
    この時のポイントは、パパ&赤ちゃんが寝ている部屋とは別の部屋で、ママは眠ること。
    大体、パパよりもママのほうが赤ちゃんの泣き声に反応してしまうので、一緒の部屋にいると休めません。
  • お休みの日に数時間、パパと赤ちゃんでお散歩に行ってもらう …さすがに夜はちょっと無理…というパパにはこちら。
    授乳&オムツ替えを済ませておけば、2,3時間ならママがいなくても大丈夫。
    お散歩が不安なら、別のお部屋で数時間見ていてもらうだけでもokです。
    パパに赤ちゃんを任せたら、家事は厳禁。とにかくすぐに寝てくださいね。
  • 一時預かりを利用する …行政や保育園などが一時預かりを実施していることが多いので、無理せずに利用しましょう。基本的に「理由を問わず」となっている自治体が多いので、ママの休息のためでも全然大丈夫。
    引け目を感じる必要も、罪悪感を感じる必要もありません。
    睡眠不足でぼーっとした頭のまま、事故を起こしてしまうほうが何倍も大変なことになります。

夫が協力しない

コレ、本当にムカつきますよね。
「誰の子どもだと思ってんだ」って感じです。

仕事をしてきてくれるから、私は1人で育児を頑張らなければ…と真面目なママは思ってしまうかもしれないのですが、逆に「育児の楽しみを独り占めしちゃ、申し訳ない」とも考えられませんか?
0~3歳くらいまでは、もう本当に可愛い時期なので、ぜひパパにもこの幸せな時間を共有してあげましょう。

ちなみに、案外パパって「何もしたくない」のではなくて「何をしていいのかわからない」人が多いのです。
「子どもが産まれたばかりのパパは、新人バイトだと思え」という言葉もあるくらいです。

夫に育児を手伝わせるには

  • きちんと話をする …自分がつらいと思っていること、手伝ってほしいことを一度しっかりと話しをしてください。ママの大変さに気づいていなかったパパは、これだけで劇的に改善することもあります。
    この時「なんて手伝ってくれないの!?」と怒りをぶつけるのではなく、「つらいから、あなたにも手伝ってほしい」と自分の気持を話すことが大切。
  • 何をしてほしいのか具体的に話す。必要ならマニュアルをつくる。 …育児でも家事でも、手伝ってほしいことを具体的に説明します。「はやく帰宅したらお風呂にいれてあげてほしい」「大人の食事を作っている間、抱っこしてあげてほしい」など。よくわからなくて、どう手伝って良いのか困っているパパも実は多いので、口で説明しただけでは不安が残るようだったら、メモにして見せてあげるとGOODです。
    ちなみに「ちょっと赤ちゃんを見てて」というと、大抵のパパは「見てるだけ」です。「ねえ、泣いてるよ~!」とか「ウンチしたみたいだよ~」とか報告だけしてくるパパも……。
    「ミルクを飲ませてあげて」とか「絵本を読んであげておいて」など具体的な指示をすると、目覚ましい活躍をしてくれることもあります。
  • 手伝ってくれたら、大げさに褒める。「赤ちゃんがパパ大好き」だということをアピールする。…育児に関しては苦手意識をもっているパパが多いので、ママから見て仕上がりがイマイチでも指摘するのはNG。とにかく褒めて育てます。
    赤ちゃん自体に苦手意識のあるパパの場合は「やっぱり、パパの抱っこはいいね~」とか、「パパが食べさせると、ちゃんと食べるんだよね~」などなど、とにかく赤ちゃんがパパを大好きだと思わせることです。多少大げさでも、親子関係自体が良くなっていくのでオススメ。
  • 夫が「長男だった」と諦める …とにかくダメ。頼んでも話しても手伝ってくれない。「ねー、俺のメシは?」なんて言い出す場合は、諦めるのも一つの手。見た目は大きいけれど、長男(幼稚園児)だと思えばイライラもしない…かもしれません。

計画通りに進まない

何かを始めても、すぐに赤ちゃんが泣いて中断。
掃除も中途半端、洗濯物もたたんでいる途中。
「あ、お鍋が火にかかったままだった…」なんてことも。

赤ちゃんが生まれるまで、バリバリ働いていたママには、よりストレスに感じられることですよね。
「明日はこれをやって、明後日はこっちを片付けて…」という計画が、何一つ思い通りに進まない。
これまでになかった経験なので、イライラもMAXです。

計画が立てられないことの対策は

まずは、何事も細分化した計画を立てることです。
具体的には、数分~10分程度で完了するくらいに細分化すると、達成できる確率が上がります。

そのためには、とにかく手を抜いて時短家事に徹するのがポイント。

  • 洗濯物は立ったままで、さっとたためる程度でokにする。
  • ハンガーで干して、そのままクローゼットへ
  • おかずは週末にパパがいるタイミングで作り置きして、平日は温めるだけでokにする
  • 食材宅配を頼んで、買い物にいかなくて済むようにする
  • ルンバや食洗機、洗濯乾燥機などの家電を導入する
  • 掃除機は充電式のスティックタイプにして、片手で取り出せてすぐにしまえるようにする

コレ以外にも、便利な家電はどんどん取り入れて、可能な限り手を抜きます。

「きちんと家事をしないと、気が済まない」という場合は、週末パパに預けて徹底的に家事を片付けたり、一時保育をつかうのもアリです。

とはいえ、子どもがいると完璧な家事はほぼ不可能です。
(SNSなどでしっかりやっているように見えるママを見ると落ち込むかもしれませんが、たいていSNSにアップしているのは「見せたい自分だけ」です。近くにおばあちゃんがいて、いつでも手伝ってくれる余裕がある人かもしれません。
個人的には、家事が完璧なママよりは、多少家事はテキトーでもニコニコして一緒に遊んでくれるママのほうが、子どもは喜ぶと思っています)

子どもが大きくなれば、いくらでもこだわりの家事ができるようになるので、あと数年だけ時短家事でやりすごしてしまうほうが楽ですよ。

子どもの発育が不安

「育児書をみると、もう首が座ってるはずなのに…」とか、「同じ月に産まれた〇〇ちゃんは出来ているのに、うちの子はまだできない…」……どうしても心配になりますよね。

自治体の検診でちょっとでも何か、気になるようなことを言われた日には、もう頭の中をぐるぐると不安が駆け巡ってしまいます。

発育の不安を解消するには…

まずは、他の赤ちゃんと比べないことが大前提。
育児書も、「一般的な成長」を書いているだけなので、早めの子もいれば遅めの子も、もちろんいます。

赤ちゃんは本当に、個性豊か。
ハイハイしないまま、突然歩き出す子もいるし、なかなかしゃべらないと思っていたら、突然大人のようにペラペラ喋りだす子も。

それでも心配なときは心に溜め込まずに、保健所や助産師さん、小児科などで気軽に相談してみてください。
心配しすぎな場合がほとんどですが、本当にケアが必要な場合にもきちんとどうすればいいのか教えてもらえます。

ちなみに、ママ友やおばあちゃんなどに「ちょっと遅くない?」と言われた言葉は、気にする必要はありません。
自分が育てた子どもの経験だけで話している場合がほとんどですから。

とにかくイライラする

ホルモンバランスの関係もあり、睡眠不足、夫へのストレス、不安などもあり……とにかくイライラしがちなのが、産後のママ。

泣いている赤ちゃんに「うるさい!」って怒鳴ってしまった経験、私にもあります。

産後のイライラ解消法

ポイントは、やっぱり気分転換。
家族や、地域、自治体にも頼りながら上手にやりすごしてください。

  • 泣いている赤ちゃんを写真にとる …赤ちゃんが泣きっぱなしでイライラしたときにオススメ。真っ赤なかおをして泣いている赤ちゃんを写メってみましょう。レンズを通すことで、冷静になって赤ちゃんを見ることが出来て落ち着きます。
  • 別室へ逃げる …赤ちゃんの安全を確保した上で、しばらく別の部屋へ行きます。トイレやお風呂場でもok。一人になって5秒もすれば落ち着きます。
  • 深呼吸してみる …毎日育児に追われていると、深呼吸なんて何ヶ月もしていない…なんてことありませんか? 大きく息を吸って、深く吐くとストレスも一緒に吐き出されるような気持ちになります。
  • 1人の時間を持つ …パパでもおばあちゃんでも、一時保育でもいいので、数時間預けて1人になるのが効果的。ゆっくり散歩するのも良し、カフェで読書するのも良し、美容院へいってさっぱりするのもGOODです。
    案外、一人になると赤ちゃんに会えなくて寂しくなっちゃったりするかもしれませんが、そのうちのびのびと満喫出来るようになります(笑)
  • 愚痴を言えるママ友を持つ …本当に気の合うママ友が出来れば、毎日のイライラも話のネタになります。無理に作る必要はありませんが、同じ悩みをもつ同志がいると、毎日がちょっと楽になりますよ。

まとめ

産後のママは、色々なストレス要因が組み合わさって山盛りの状態。
ストレスを感じないママは、ほとんどいないと思います。

1人になれる時間を持つ。
悩みや心配ごとは、1人で溜め込まずに相談する。
何事も完璧を求めない。
実母、義母、夫、行政などに、どんどん頼る。

これだけを頭に入れておけば、苦しい毎日も少しは楽になるはずですよ。

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