きっかけは産後の抜け毛でした。
どっさりと指に絡みつく髪の毛。
一日で詰まるお風呂の排水溝。
掃除しても掃除しても、床に落ちている髪の毛。
「しばらくすれば元通りになるだろう」と思って放っておいたら、確かに産後の回復に伴って抜け毛は減ってきました。
でも、子どもが3歳になっても髪の毛のボリュームが全然回復しない!
昔から後ろで一つに束ねる髪型が多かったのですが、明らかに毛束の量が違います。
これでも一応薬剤師です。
図書館で本を読み漁り、ネットで調べまくり、関係者限定で公開されている製薬会社の添付文書や学術論文まであさった結論。
もはやこれは産後云々ではなく、完全なるただの「薄毛」……いわゆるハゲ。
きちんと対策をしないといけないという結論に達しました。
ただ、逆に女性の薄毛の場合はホルモンバランスや日常のストレスに影響を受けることが多いので、きちんと対策することで「あきらめなくても大丈夫かも」という希望も持てました。
でも、生活習慣を見直すとか、ストレスのない毎日を…といわれても、すぐには無理ですよね。
すぐに始められて、一番手軽、しっかり頭皮のケアができるのはやっぱり「女性用育毛剤」。
「ふわ髪研究室」では、私が自分の薄毛と闘いながら、様々な育毛剤、育毛サプリ、育毛シャンプーなどを試してご紹介しています。
私と一緒に、「ふわさらな髪」を取り戻すため、頑張りましょう!
女性用育毛剤の選び方
「育毛剤」と聞いて、何を思い浮かべますか?
テレビのコマーシャルで流れているおじさんと毛根の画像をイメージしたのではないでしょうか。
「リアップ」という商品名を聞いたことがあったりもしますよね。
実は、これは「男性用の育毛剤」。
これを女性がそのまま使っても、ほとんど効果はないと思って間違いありません。
むしろ、女性にとっては刺激が強すぎて、逆に頭皮に炎症を起こしてしまう危険もあります。
女性と男性では抜け毛・薄毛が起こる原因が違います。
頭がいたいときと、お腹が痛いときに飲むお薬は違いますよね。
原因によって、使うべき育毛剤が違うのも同じことです。
また、女性の場合はお肌が敏感な人も多く、生理のタイミングやちょっとした体調の変化でお肌の状態が不安定になるということもありますよね。
女性が使う育毛剤では、お肌に優しいこともとても大切なポイントです。
「強力な成分を叩き込んで、ガンガン生やすぜ!」ではなく、頭皮の環境をやさしく整えて、髪の毛が生えてくる土台をしっかり作ってあげることが、何よりも薄毛の改善への近道なのです。
髪の毛につけたら、べったりしてスタイリングが決まらなくなってしまったら、毎日使う気がしなくなってしまいますよね。
男性の場合は短髪の方が多いので気にならないのですが、ヘアスタイルにこだわる女性の場合はサラサラ感は絶対にゆずれません。
女性用育毛剤を選ぶポイント
- 女性用の育毛剤を使うこと
- お肌に優しい育毛剤を選ぶこと
- つけ心地が良くベタつかない